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今回のまちナビチャンネルは、上沼八幡神社 宮司 白旗 宏喜さんと、仙台大学客員教授 登米伊達家16代当主 伊達宗弘さんをお招きしてお送りします。
■ チャプター1
上沼八幡神社は、今から960年前、文武に秀で不世出の英雄として慕われた源義家公によってご創建された神社です。
「奥州の豪族を鎮圧せよ。」京都の朝廷から命を受け、源頼義、源義家父子が東北地方に出兵した平安時代後期。 前九年の役・後三年の役は、誰もが聞いたことがある教科書で学んだ歴史ですが、ここ上沼八幡神社もその舞台の一部だったのでしょう。 合戦を目前にした義家公が、陣を張り軍議を開いた場所がここ上沼八幡神社です。 その後この地に八幡神社を創建され、社殿の前にお手植えされた姥杉が今もなお、ていていとそびえ千年の時を刻んでいます。
時は流れ戦国時代、この登米地域は仙台伊達藩の領地となります。登米伊達家初代当主 伊達宗直は、城下町の発展や北上川の河川整備に積極的に取り組み、領地を大いに発展させました。伊達宗直は、この地から大阪冬の陣、夏の陣に出兵し伊達政宗と共に、徳川軍で活躍し戦乱の時代は終わりを迎えました。 「きっと登米伊達家の心の支えとして、領地繁栄のこころざしの源に上沼八幡神社信仰があったはずです。」と伊達宗弘さんは語ります。 登米伊達家16代当主 伊達宗弘さんは、宮城県図書館 前館長で現在は、仙台大学客員教授として歴史を学生に伝えていらっしゃいます。 今回のまちナビチャンネルにはゲストとして、上沼八幡神社と登米伊達家の関わりについてお話を伺いました。
平安時代に源義家公がお作りになり、江戸時代には登米伊達家がさらに発展させた上沼八幡神社のストーリーは、学校で習った教科書の歴史が、生活に密着し、身近に感じることができる宮城県のリアルな歴史ストーリーでした。
■ チャプター2■
「登米伊達家の第一歩はここから始まった。」と語る伊達さん。
410年前、岩手水沢から移ってきた登米(とよま)伊達家。葛西大崎一揆で荒れ果てていた地域を復興させるため尽力していきます。 登米伊達家は、川の氾濫を防ぐために北上川の改修整備に最優先で取り組んで行きます。上沼八幡神社の丘に立ち、領地の未来図を描いた武将の姿が目に浮かんできます。
■ チャプター3■
平成29年9月。960年を迎える節目に大祭を斎行した上沼八幡神社。
地域の協力で行った御神輿の奉納、稚児行列、剣道の練成会。 「この大きな節目をたくさんの人々のご協力で盛大にお祝いすることができました。」と喜びを語る白旗宮司。 伊達宗弘さんは、960年大祭記念講演で華を添えることに。さらに伊達さん所有の、大阪冬の陣・夏の陣で実際に掲げられた本物の御陣旗も特別展示され、記念大祭に訪れた方々に、とっておきのサプライズとなりました。
■ チャプター4■
上沼八幡神社の敷地は約1万坪。杉の巨木が連なり180メートル続く参道。
様々な鳥や野生動物が顔を見せることも。 拝殿の前にある随神門では、随神像が訪れる参拝者を迎えてくれます。東日本大震災で損傷を受けたこの坐像は、震災後修復事業が行われ東北歴史博物館で特別展示された随神像です。
■ チャプター5■
「お参りの際にはぜひ、縁起のいいフクロウのヒナの写真もご覧になってください。」
と白旗宮司と目を細めます。 樹齢960年。源義家公お手植えの「御神木 姥杉(うばすぎ)」に、フクロウが巣を作り、ヒナを育て始めました。 ある日、拝殿にそのフクロウのヒナが佇んでいたのです。その光景はまさに「ふくろうのお参り」。 縁起のいいふくろうのお参り姿は、シャッターチャンスを逃すことなく、奇跡的に撮影されました。
■ チャプター6■
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