新!由紀江のつぶやき第3回目は〜
四月は別れや出会いが多くセンチメンタルになることが多いまちナビの由紀江のつぶやきです。
新学期がはじまるこの時期になると、必ず思い出す出来事があります。
桜の開花が気になる季節になりました。三月、四月は別れや出会いが多くセンチメンタルになることが多いまちナビの由紀江です。 こんな私ですが、新学期がはじまるこの時期になると、必ず思い出す出来事があります。31年前長男が保育所に入所したとき、私はまだ若いお母さんでした(笑)次男が一歳になった時にパート勤めをするために、二人を保育所に預けることにしたのですが、子育て、パート、家事と23歳の私にとっては目が回る忙しさでした。二人をお願いしていた保育所は毎週月曜日、お日様に干したお布団を洗濯したカバーをかけて持参するという決まりでした。持ち物は洗濯したパジャマ、着替え一式を3組位、歯ブラシセット、汚れた服を入れる袋などなど。若い頃の私は力持ちだったな、そして無知だったことを思い出します。
長男の担任の先生はなんと私が幼稚園の時にお世話になっていたベテランの先生でした。その先生がある日「由紀江ちゃん」と話しかけてきました。私の先生でもありましたから、○○君のお母さんという呼び方ではなく自然に「由紀江ちゃん、着替えの補充は裏表を確認してね」と注意されたのです。忙しさにかまけて、子供の着替えを裏返しのままロッカーに入れていたことに 恥ずかしいやら、情けないやら、頭から湯気がでました。そして、若い私は一瞬ですが、「先生、感じ悪い!」と心の中でぼやいてしまいました。今でも新学期がはじまる季節になると、無知な自分が恥ずかしく、あたりまえのことを教えてくださった先生に素直な気持ちで「これからは気をつけます」と言えなかった自分を思い出し、一人で猛省しています。そして感謝しています。 小さなことひとつひとつの積み重ねが大切なことを、今でもその時の恥ずかしさを忘れないように生活しています。
次男の高校の担任の先生から教わったこと。生徒を優しく指導しても厳しく指導しても生徒は変わらなかった。最後に自分が変わることにしました。卒業式の日、黒板に書いた文字は「変」。その言葉の意味の大きさに私は涙が止まりませんでした。 長女の幼稚園の先生は、運動が苦手で我が強い長女を根気強く応援してくれました。先生との毎日のおたより帳は今でも私の宝物です。 末っ子の中学の担任の先生は、掃除をすることの大切さを教えてくれました。いつでも諦めない気持ちをもつように指導してくださいました。沢山の先生方に出逢い、人は自分ひとりで生きていくことは難しいということ。年を重ねてきてやっと遠くから物事をみることができるようになってきました。
今月の「由紀江のつぶやき」は新生活がスタートするこの時期に大きな声でつぶやきます。 研修中の若い社員さんを見かけたら、「頑張ってね」と声をかけよう。立ち止まっている人がいたら、「大丈夫ですか?」と声をかけよう。新学期、新生活でとまどったら、「教えてください」と聞いてみよう。そんな小さなことから世の中は変わっていくと信じたい。毎日機嫌よく過ごすことができれば二重丸。 まちナビも今年の6月号で12年。7月号から13年目がスタートします。もっともっと新しいことにチャレンジします。まちナビ読者さんも、こんなことありましたよ!とどんどんコメント下さいね。
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